年代
18〜19世紀
  技法
螺鈿
 

  黒漆桐鳳凰螺鈿東道盆  
 
くろうるしきりほうおうらでんトウンダーブン
 
 
■高さ26.2cm ■縦横共34.5cm
 
 

黒漆桐鳳凰螺鈿東道盆
 
     
 

方形の東道盆。甲に切面を施す。印籠蓋造り。花刳りの四脚を付す。身の内側は二重の枠付で、小皿を組み込む。表は黒漆塗り。蓋と身の内側は朱漆塗り。木口と脚部縁に金箔を押す。 螺鈿で蓋表には鳳凰、上面から側面にかけて桐樹を、切面部と脚部を市松文様で飾る。貝には金箔の裏打ちや毛彫りを施し、大胆な構図とのバランスをとる。典雅で格調高い文様である。

 
     
 
     
 

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